EURO2008 準々決勝

ポルトガル2−3ドイツ
クロアチア1−1トルコ(1PK3)
オランダ1−3ロシア

あれ?1位通過のチームが続々と消えてるけど。グループリーグを経ての流れは間違いなくいいスペインだけど、この決勝トーナメントの流れはよろしくないなぁ。この展開で燃えるのは明らかにイタリアだよな・・・。
ドイツはシュバインシュタイガーが汚名返上の1ゴール2アシストの活躍。ポルトガルは自慢の攻撃陣が先制を許した焦りからか、無謀な攻撃で時間を浪費*1。苦し紛れにミドルを連発してた時間帯はほとんど可能性を感じなかった*2。引いたドイツを崩すのは簡単じゃないと思うけど、もう少しアイディアが欲しかったかな。
トルコは「ミラクルターキー」なんて言われるようになっちゃって。まぁホントにミラクルだからなぁ。だって延長後半までほとんど寝てたようなリュシュトゥが、PK戦に入って遅めのお目覚め。そして大爆発だもんな。クロアチアは最初のモドリッチが外したら負けると思ってたらホントに負けちゃったね。真のダークホースはトルコだったってことか。
そして・・・大会に入って試合をこなす毎に評価を高めていったオランダ。まさかねー。いやこれも必然の敗戦なのか。まぁ何にせよ最後に笑ったのはロシア。パブリュチェンコジルコフ、コロジン、そしてロシアの皇帝*3・アルシャービン。こういった選手たちを中心に素晴らしい試合を見せた。
果たしてスペインはこの流れを断ち切ることができるのか。ここで勝ってロシアとの再戦が見たい。そして当然その先も・・・。

*1:サイドを基点に崩しても最後は単純にクロスを入れてしまって、高いドイツの壁に跳ね返され続けた。そしてモウチーニョの負傷交代も誤算だった。

*2:もちろんミドルシュートが悪いってことじゃない。ミドルしか選択肢がないってのが問題。

*3:モストボイがこう呼ばれてたっけ。懐かしいな。