ある日記を見て痛感した。ここには書きたいことを書くべきだってことを。当然のことかもしれないけど俺には衝撃的だった。単語の意味や文章の構成も大事だと思う。でもそれ以上に大事な「何か」があの日記にはあった。
現実を現実のままに書くって難しいことだと思う。でもその点に関してあの日記はリアルだった。いやフィクションなのかもしれないけど、俺にはリアル過ぎるほどの印象を与えた。全てを曝け出して、全てを受け入れようなんて言わない。だけどそれに近づくことで自分の中で何かが変わるんじゃないかと思う。まだ飾ってる、被ってる、隠してる。21年分の重みだ、仕方ない。