第25節 アトレティコ・マドリード4−3バルセロナ

アトレティコ
レオ・フランコ
ハイティンハ、パブロ、ウィファルシアントニオ・ロペス
マキシ、ラウル・ガルシア、パウロアスンソン、シモン
アグエロフォルラン

バルサ
バルテズ
アウベス、マルケスプジョル、シウビーニョ
シャビ、ヤヤ、グジョンセン
メッシ、エトー、アンリ

序盤から猛攻を仕掛ける両チーム。ハイテンションな展開に深夜に見ているこっちは付いていけない。アグエロエトーが決定機を迎えるも決められず。ハイティンハのオンサイドでのゴールが取り消されるラッキーに救われたバルサ。その後は押され気味だったバルサが先制点を奪う。アンリらしい精度の高いシュートだった。いわゆるゴラッソ?
序盤から激しくやり合っていたシモンとアウベス。この試合のキーになるんじゃないかと思ってたけど、シモンが激しいタックルでアウベスからボールを奪った際に、アウベスが相当痛がって一度はピッチを出るがどうやら無傷。アトレティコサポーターからは帰れコール。その後のブーイングはお約束。
ドリブルで違いを見せつけていたメッシが追加点を奪う。アトレティコとしてはしっかり左足を切るべきだった場面。シュートの際の落ち着きはさすがとしか言いようがない。加速力もハンパない。
これで試合が少し落ち着くかと思った矢先、フォルランが左足のミドルでゴール。いや失礼、これこそゴラッソ。今季初めて見るリーガがこんな試合になるとは。最近のアーセナルの試合を見ているときより時間の経過が早く感じられる。
それまで姿を消していたシャビが2列目から飛び出したグジョンセンに絶妙なパスを通すもシュートは枠外。シャビらしくないパスミスもありこの日はお疲れ?前半終了。
後半開始。グジョンセンのオシャレなパスからエトーが豪快に外す。今日はエトーの日じゃないようで。そのリプレイの間にアグエロが同点ゴールを決めてしまう。ピンチから一転のチャンス。強かだねぇクン。
マキシに代わってシナマポンゴルを投入。中盤の右にそのまま入る。アトレティコはイエローを重ねていくがその分勢いも増している様子。フォルランが決定機を外した直後、グジョンセンエトーのパスからDFラインをぶち破って独走。これまた彼らしい選択でアンリのゴールをお膳立て。
激しい打ち合い、それと同時に激しい抗議の嵐。アンリがペナルティエリア内でシナマポンゴルを倒してPKの判定。これをフォルランが落ち着いて沈めて同点。この間にガルシア→マニシェ。シウビーニョ→カセレス
互いにチャンスの応酬でもはや無秩序だった試合に、アグエロが決着を着けるゴールを決める。素晴らしいゴールがたくさん生まれた試合を決めたのは、泥臭いが価値のあるゴールだった。