J1第7節 山形1−1鹿島

リーグ戦第7節にして今季初観戦。やっと見れたって感じだけど、昨季(第16節)と比べるとこれでもだいぶ早い方だった。続いて第8節は生中継での観戦で、今後もこの調子で見れればいいんだけど。
今季J1で旋風を巻き起こしつつあるモンテディオとの一戦。アントラーズは各選手の判断が少しずつ遅いせいで、チャンスを作れそうな場面でも結局逃げのパスを選択してしまう。この辺は過密日程の影響もあるかもしれないけど、3連覇を目指すには改善しなければならない。そんな状況を打破したのは興梠のドリブル突破。ジャッジとしては微妙だったけど、PKを獲得してこれをマルキが決めて先制。
パク・チュホキム・ビョンスクの大学の後輩らしい。そんなことを実況と解説が話していると思ったら、古橋のハンドが見逃されあわや失点というシーン。あれは抗議したくなる気持ちもわかるけど、古橋があの位置でフリーだったのは問題。
出場停止の満男に代わり青木と組んだパク。左を切られたときの脆さと時々見せるディフェンスの軽さは気になった。更にパクと青木のダブルボランチだと、どうしても前線のサポートが乏しくなってしまう。どちらかがもう少し高い位置で攻撃に絡むと、ボールもよく回るだろうしチャンスが作れると思うんだが。青木は満男と組んでるときにはもう少し攻撃に絡んでいたと思うけど、パクでは心配で上がれないと?あとは2人の距離が微妙に近すぎる気がする。プレーエリアが被ってるんだろうけど、この辺は2人でコミュニケーションを取って解決すべき。
前半から気になっていたセットプレーのマーク。相手にフリーでシュートを打たせる場面が何回か見られたので、いつか崩されるかもしれないとは思っていたが。結果としては、流れの中から長谷川にフリーでシュートを打たせてしまい失点。明らかに見えていた課題だっただけに、そこを突かれての失点は残念。
こういった苦しい展開でも、交代選手が結果を残してきた今季のアントラーズ。ただこの日は大迫、誓志、遠藤の誰かが試合を決めることはなかった。特に遠藤は完全に浮いてしまっていた。ファウルを重ねて自分でリズムを崩してしまった感じ。この辺を見るとまだまだ出場時間は限られそう。