J1第33節 鹿島5−1G大阪

もう多くを語る必要はないだろう。間違いない試合だった。前半は試合を支配しながらもゴールが奪えず、流れが傾きかけた時間帯もあった。しかしそこで崩れないのが王者なのだと実感した。後半に5点を奪っての完勝。そのゴール全てを目に焼き付けることができた。
均衡を破った興梠の先制ゴール、相手をあざ笑うかのような野沢のループ、再びガンバを突き放す興梠の2点目、実は1番嬉しかったかもしれない田代のゴール、そして途中交代ながら最後を飾ってくれたダニーロのヘッド。どれもが素晴らしいゴールだった。
アウェーでのレッズ戦、当然簡単な試合ではないことはわかっている。ただガンバ戦も結果だけを見ればあれだけの差が付いたが、決して簡単な試合ではなかった。だからこそ、あくまでもいつも通り。選手、スタッフ、サポーター、みんながいつも通り戦うことができれば、勝点3を積み重ねることができる。「前人未到の3連覇」というフレーズは、今日で使えなくなる。