R・マドリード4−1バルセロナ

一つのサイクルの終焉を見た。ピッチには戦えない選手が目立ち、ベンチには呆然と座っているだけの監督。ヨーロッパのトップを走っていたバルセロナの姿はそこにはなかった。
逆にレアルは王者らしい試合をホームで見せ付けた。優勝が決まった後ってことでコンディションに若干の不安を感じさせると思ってたんだけど、全然そんなことなかった。
1点目はラウルのシュート精度と「そこ」にいた嗅覚を褒めるべき。まぁグティマルケス?を削ってアシストしたようなもんだけど。2点目は完全にバルサDF陣のミス。どフリーのロッベンは前節に続いてヘディングでのゴール。意外と下手じゃないんだよね。3点目は交代直後のプレーで魅せたイグアイン。泣きそうなバルデスをあざ笑うかのように落ち着いてネットに流し込んだ。4点目は怪我から復帰のニステルのPK。プジョルロビーニョのクロスに対して手を出してハンドっていう残念なプレー。プジョルほどの選手がこんなイージーなミスをするほどバルサのチーム状態は悪いってことか。
バルサ唯一のゴールはメッシのスルーパスから抜け出したアンリが決めた。このシーンはさすがのボールタッチとシュート精度だったけど、それ以外ではずっと同じリズムでプレーしてて全然ゴールの匂いがしなかったアンリ。彼がボールを持つと時が止まったかのようにバルサの攻撃は停滞した。今日の出来だと戦犯扱いされても仕方ないと思う。かつてのプレミア得点王の面影はどこへ・・・。
これでバルサは3位が確定したのかな?CLは予備戦からの出場か。まぁ難なく本戦に上がってくると思うけど。来季はグァルディオラって噂だけど実際どうなんだろ。バルサB以外では指導してないよね?カリスマ性はあると思うけど指導歴はそんなにないはず。だとしたら賭けに出ることになるか。まぁ何にせよ来季のバルサは大幅に変わるだろうね。
逆にレアルはシュスター続投であまり変化はないのかな。選手は多少変わるだろうけど核となる選手は残るだろう。来季はCLでもう少し勝ち進んで欲しいな。リーガ「最強宣言」とか言っちゃって明らかにプレミアに負けてるしね。